2021/7/12〜2021/7/18 楽しかったものことなど

以下、見た聞いたリスト。

web記事「トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード2021上半期 中間発表」※Rolling Stone Japan web

アニメ「オッドタクシー」第5話から最終話まで ※Amazonプライム

真空ジェシカのラジオ父ちゃん」2021/7/17更新分。※ラジオクラウド

展覧会「遷移する風景」 ※CASHI

個展「インフォダンプ」 ※HBgallery

「関西ソーカルラジオ」2021年7月号 ※Spotify

Dr.ハインリッヒパロールの時間」2021/7/17更新分。 ※Artist Spoken

藤本タツキ「ルックバック」 ※ジャンププラス

「 さすらいラビーのオーライパパ」2021/7/12更新分。 ※stand.fm

RCCラジオ「パイロット」 ※radikoタイムフリー

「ママタルトのラジオまーちゃん」2021/7/13更新分。 ※stand.fm

MBSラジオ「Aマッソの両A面」2021/7/14放送分。 ※radikoタイムフリー

真空ジェシカのギガラジオ」2021/7/14更新分。※Youtube

「ストレッチーズのプリ右でごめん」2021/7/14更新分。 ※GERA

「 金属バットのMusic Sound」2021/7/14更新分。 ※GERA

ドラマ「刑事7人」 ※テレビ朝日

ドラマ「緊急取調室」 ※テレビ朝日

ドラマ「ボイス」 ※日本テレビ

「金属バットの声流電刹」第64回。 ※Youtube

「ママタルトのラジオ母ちゃん」2021/7/15更新分。 ※GERA

「ヒコロヒーのストロベリーワンピース」2021/7/15更新分。 ※GERA

「ひつじねいりの荒走り教習所」2021/7/17更新分。 ※Spotify

「Artist Spoken Aマッソ加納」2021/7/16更新分。 ※Artist Spoken

プレイリスト「FNMNL」 ※Spotify

以下、月〜金で仕事しながら聴取。いずれもTBSラジオ

伊集院光とらじおと」

ジェーン・スー 生活は踊る」

「金曜ボイスログ」

「たまむすび」

荻上チキ・Session」

「アフター6ジャンクション」

 

7/12 「トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード2021上半期 中間発表」(Rolling Stone Japan web)を読んだ。もう読んでる途中何度も笑ってしまって最高な企画。くだらない話題をおもしろく話せるってほんとうにいい。

7/12 STUTS「Presence Reprise」を聞く。FNMNLのプレイリストをランダム再生していたら流れてきた。このシリーズは他の曲ももちろんかっこよくていいんだけど、しかしどの曲よりも遥かに良すぎる。おかしくなりそう。悶えた。

7/12 岸本佐知子「死ぬまでに行きたい海」を寝る前に読む。エッセイってあったことだけを書いて成立させることもできるし、途中から創作にすることもできるし、全部創作でもいいとは思うのですが、創作のようだけど実際にあったこととして受け取れるというか、そういう想像が頭の中には駆け巡ることがあるよねと思える文章になっていたり、その逆のこともあるし、その塩梅がほんとうに絶妙で今までの著作も好き。この新作もとてもよい。どうせなら大事に読み進めたいと思いながら先のページに進んでしまう。

7/13 MLBホームランダービーを見る。人によっては、今の日本で唯一の希望と言える大谷翔平さんが、めちゃくちゃ楽しそうに朗らかに疲れたりしながらホームランを打っていてスターすぎるなあと思った。

7/13 「アフター6ジャンクション」のパブリックアート特集おもしろい。ファーレ立川に行きたくなった。

7/13 AUNが地上波に行くことを知る。大喜利部分だけテレビでやって、その前のふざけるところはテラサとかそういう感じなんだろうか。ふざけるところはテレビ都合でバッサリなくなるとかすると、マジでテレビは余計なことをしないでほしいという話になってしまうがどうなるのか。出演者選びもおもしろくなくなる選択肢ばかりがありそうだけど、どれくらい変なことにならずに放送になるか心配8楽しみ2。

7/13 引っ越してきてから初めて本格的に家の周りを散歩した。少し歩くと大きな公園もあるみたいで少し楽しくなった。

7/13 Lucky Kilimanjaro「踊りの合図」を聞いた。サウンドとしては常に新しいことをやろうとしていて、自分が夢中になっていたころのサカナクションみたいな立ち位置なんだろうかと思った。いいとは思うけど、ビートが変わったところで鳴ってる音がなんかちゃちい気がした。多分これは好みの問題だと思う。

7/13 TAKU INOUE「3時12分」を聞く。こういうのがポンとチャート入っておもしろくなることを期待したくなる。

7/14 職域接種1回目。痛いのは嫌いなのでビビっていたが、刺したかどうかも怪しいくらいサッと終わって拍子抜けした。待機エリアで携帯を見ている人たちの置物感がおもしろくもあり怖かった。3時間後くらいから腕が痛くなってきた。眠るには支障が出るのだろうか。熱とかは大丈夫そう。7/16で腕の痛みは治まった。

7/15 Childish Major「F Yah Job」、Hauskey「One Minute」dvsn「I believed it」いい。FNMNLのプレイリストより。

7/16 「アフター6ジャンクション」にてK「Day 'N' Night feat.MADz's」を聞く。めちゃくちゃかっこいい。オートチューンがいい感じにキマっている。

7/16 安城寿子氏による、1964オリンピックの際の公式服を誰がデザインしたのかという話をTLで見かける。シノドスの論考も読んだが、めちゃくちゃおもしろい。未だに間違った人がデザイナーだと思われていたとは。新書も読んでみたくなった。

7/17 展覧会「遷移する風景」を見に行く。CASHIという初めて行く小さなギャラリーだったが、とても良かった。梅沢和木目的で行ったのだが、他のお二方の作品もとてもよかった。見ている中で、エアににのジャケットはこの人かと気付いた。途中で中学生くらいの息子さんとお父さんのような2人がやってきて見ていたのが羨ましかった。

7/17 個展「インフォダンプ」を見に行く。millitsukaさんの作品は、なんとなくいろんなところで見かけていたけど、改めて並んでいるのを見るとめちゃくちゃよくて目が離せなくなっていた。金があったら絶対に買って家に飾ったはず。今後も買える機会があるなら必ず買って常に眺めておけるようにしておきたい。おそらく氏と思われる方も在廊していて、楽しげに話している声と話題の普通さもまた日常にある作品という感じがしてよかった。BGMのマリオ64のウォーターランドも最高。何も買わないのも嫌だったのでzineを1部購入。

7/17 菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」読了。前半の氏の小気味よい文章と独特の過剰すぎるユーモアはとてもおもしろいエッセイなのだが、ページが進むにつれてうーんとページをめくる手が止まることも増えた。このあとの例の騒動かと思うとなんとなくわからないこともないが、この本に関しては完全にこの書評が全てを語っているので備忘として記載。

https://sb-rs.com/article/1383

7/17 「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」2021/7/17更新分を聞く。森本氏が加わって他3人のボケに拍車がかかるのが最高。今週後半のどんよりした気持ちを忘れさせるおもしろさ。今のどんなラジオよりも圧倒的におもしろい。

7/17 PinkPantheress「Passion」を聞く。ジャングルのビートの上にやわらかなボーカルが心地よい。FNMNLのプレイリストより。

7/18「オッドタクシー」を最終回まで見た。おもしろかったけど、めちゃくちゃハマったわけでは正直なかった。途中でやめるのが気持ち悪いタイプの作品でした。最終回の終わっていく方向性は好きだったけど、オーラスの感じはなんかもういいってという気持ちにも少しばかりなった。

7/18 「関西ソーカルラジオ」7月号を聞く。おもしろかったですが、フリッパーズで言えばどちらにつく云々の話をしていた矢先の昨今の騒動はタイミングが良いのか悪いのか。話にあがっていたものの、別にお二人がやる必要はないとは思うのですが、菊地成孔含めたあの辺をどう扱うかの話は今後誰かの手によって行われてもよさそう。今ならTVODだろうか。選挙への向き合い方みたいな話は自分より5~10コ上の人らもこういう感じなんだなと思い、安堵する。

7/18 ArtistSpokenにて「Dr.ハインリッヒパロールの時間」を聞く。女芸人をめぐるあれこれについて、とても赤裸々に話されているのが印象的。これを地上波で流すとおそらくいろんな方面がガタガタ言い出し、PV稼ぎに使われる世の中であることがめちゃくちゃ恥ずかしくなった。こういう空間でないと絶対にちゃんとした形で聞けなかった話で、外野が分かってリアクションしていけばいい話なのだろうが、作り手側にもいい加減理解されるようになってほしい。

7/18 寝る前にいろんな人がリンクを投稿していた「ルックバック」を読む。おもしろすぎる。こんなおもしろいことあっていいのか。漫画ってすげー。こんなおもしろいものを書く人が書いているなんて、チェンソーマンを読みたくなった。個人的に、起きたことを変えようとしても結局物事自体は変わらなかったが、、、系の話が好きなのでそれも込みで最高でした。後々いろいろな伏線がある話を見て、なるほど、そういうのもあるのかと思いつつ、そういうのやっぱり苦手だなと感じた。起きたら絶賛一色で、早めに読めてよかったと思った。

 

オリンピック関係で日付が変わるごとにさらに最悪のニュースばかりが流れてきて気が滅入る。小山田圭吾について、氏の音楽を楽しんで聞いていたこともあるし、これからも携わるものを肯定してしまうこともある身としてどう考えるべきかというのはこの話題が盛り上がるたびに考えてしまう。今回に至るまで公の場でこの話を全くしないのはいかがなものかと思っていたら、謝罪文が公式に発表された。いろんな捉え方があるとは思うが、これ以上の何を現時点で直接の被害者以外が求められるのだろうか。もちろん、それでもオリンピックに関わるなというのはあって然るべき意見だと思うし、任命者も含めてそもそもは引き受けるべきではなかったというところかと思う。では、氏の仕事全般に関してはどう考えるべきか。「デザインあ」はいいんですか、他はいいんですかという話にも当然なると思っていて、そのあたりとの整合性をどうとればいいのか正直自分にはわからない。オリンピックがダメで他ならいいなんてことはないが、氏は社会的に何もできないようにしてしまえというのも違うと思う。この謝罪を1つの契機として氏がどういう振る舞いをしていくか注視するというのが現時点でできることかと思う。直接の謝罪云々という話に対しての違和感ももちろんわかるが、それは氏がこのあとで学んでいくことだろうとも思う。それをもって、やったことの大きさを理解できていないなどと言うのはさすがに難しいのではなかろうか。おそらくこれまで口を開かなかったということは何かしら軽んじていたのだろうとは思うが、口に出したからにはこの後の身の振り方には何かしらの姿勢が見られることを期待したい。あと、「初めて彼を見たが」とか「ちゃんと知ったのは初めて」とかの人が「顔を見たけど〜そうな感じ」とか「なんとなく上からの感じがする」とか、勝手な推論で好き勝手なことを言っている様はなかなかきつかったです。そういうのをやめましょうと言っているのではないのですか。知らんけど。サンプリングの話とかこの機会に何でも言ってみようみたいなノリで始まったとしか思えない言説もあり、そういうのはきちんと違うと言っていきたい。

そもそもの人選の話で言うと、昨今の劇伴などの素晴らしさを考えると渋谷慶一郎の方が良かったのではともちょっと思った。オファーがあってもできてきたものがつまらなかったら簡単にやらないと言ってしまいそうだし、そもそもオリンピックには全く興味なさそうだけど。