2022年12月

めちゃくちゃ寒くなった。急激な気温の変化。ずっと頭が痛い。仕事が捗らない。なんかの病気なのかもわからず、あまり前向きになれない。

先週のアトロクの戦隊ロボ特集が意外とおもしろかった。幼少から戦隊に興味がなかった人間にも面白く感じられる特集というのはすごい。

スペイン戦をさすがに見たい気持ちになり、早めに寝ることを決意して23時前に眠る。

 

なんとか起きてスペイン戦を見る。先制された後で、ペドリやガビがフリーの局面は多々あったが、最後のところで踏ん張って後半へ。久保を下げたのは納得がいかなかったが、ドイツ戦の経験でそうなってしまうのは仕方ないかと思う。結果はここでも逆転勝ち。ボールが持てないほうが勝てるサッカーとはまた理解されにくいんだろうなあと思いつつ、勝ちきれるのはすごい。冨安の安定感はすばらしい。本田と槙野の関係性ができあがってきているのも視聴者的にはおもしろい。

スペイン戦から寝ずに出社。トラブル対応が重なったことで眠くならずになんとかやり過ごす。出社して話した方がいいコミュニケーションになることはそれなりにあって、出社を求める人の気持ちもわからなくはない。

帰宅後はやっぱりクタクタ。少し休んでワールドカップを2試合見てしまう。終わったのが6時でクラブで遊んでいた頃のようだった。

帰省用の新幹線が行き帰りでチケット取れて安心した。もう1ヶ月したら帰省して戻ってきてると思うと時間の進みが年々早くなりすぎている。

bandcamp fridayで音楽を買う。円安がちょっとだけ気にならなくなっている自分がいた。

 

昼過ぎに起きた。ずっと置きたいと思っていた脱衣所用のゴミ箱を買いたいというのと、新しくできたから行ってみたいという気持ちが合わさって、板橋の無印良品へ。めちゃくちゃデカくて広い。こんな感じで無印の商品を置いて収納とか部屋が作れますよみたいなモデルルームっぽい感じもあって、家を完成させてない人が来たらめちゃくちゃテンション上がりそう。目当てのゴミ箱と少し食品を買って帰宅。

決勝トーナメントになると強豪がしっかりし始めてきていて、さすが。メッシはまだやっぱり1人異次元にいる。シュートがうますぎる。

 

遅くまで起きて遅くまで眠る休みが常態化してきている。この期間だけだとは思うが、決して健康的ではない。

ふるさと納税の期限が迫ってきていろいろ見てるけど、さすがに数年やってると代わり映えのなさから選ぶのが難しくなってくる。そもそも新商品みたいなものが生まれるようなものじゃないので当たり前なんだけど。結局いつものラインナップになってくるが、あんまりピンとこなくて先延ばしにした。

 

目を背けていいわけないけど、それでも保育園での痛ましい事件について直視することができない。苦しく悲しい。

インフルエンザの予防接種を受けなさいと遠回しに言われる。受けたくないわけではないが近くで探すのが面倒すぎるので先延ばしにしていた。飯田橋のクリニックで予約。やろうと思ったら意外とすぐにできるものかと思う。

日本対クロアチア。ラウンド16での試合。PK戦までもつれて負けた。初めてここを越えるかとみんなが期待していた感じはあったけど越えなかった。勝手に期待し始めたのはこちらなのだが、とはいえガッカリだとか結局云々みたいな話も出てきそうだ。ここで何かが悪い方に変わる選手がいなければいいなと思う。

 

負けたことで続投に関していろんな人がいろんなことを言っている。個人的には、別にリアクションサッカーでこれからもやっていきたいなら続投で全然良いと思うのだが、果たしてどんなサッカーをやって勝っていくつもりなのかは知りたくなってしまう。評論家的な人たちはそもそもポゼッションサッカーで勝ってほしいと思っているんだと見受けられるので、それは森保氏の采配やまして続投には異論があるんだと思うが、そもそもリアクションでいいという前提だったらどうだろう。そのあたりも教えてくれてもいいのではと感じてしまった。

久しぶりに昔の靴を履いて歩いたら横幅が狭くて爪が隣の指に食い込んで出血。最悪。

 

仕事が忙しくなりすぎておかしくなりそう。昼間はずっとイライラしていた。21時ころに終わって、何となく夕飯もガッツリ食べてしまった。悪循環。どこかで終わらせなければ。

 

疲れすぎた。仕事がたてこんでいる。会社にいる間も疲れていて、帰ってきても疲れている。

アトロクのベストJ-pop特集で「ado - 新時代」の作詞作曲が中田ヤスタカであることを知る。もしかしたら前にも知ってそうなんだと思ったかもしれないけどまたそうなんだと思った。この感じマジでよくない。「FRUITS ZIPPER - わたしの一番かわいいところ 」という曲を聞いて「Rhano Burrell - When Can I Call You feat.Lisa Lee - Disconnected Dub」とマッシュアップできる気がした。できたとて、そんなもん誰が聞くのと思った。BUDDHAHOUSE氏があげていた「snowk - I Can't Hide feat.大和田慧(VIP Mix)」は知らなかったけどかっこよかった。

 

仕事でトラブル。もう普通にパンクしそう。なんでこんなに俺に仕事が集まってきているのか。あるいは、なぜ俺はこんなに捌けていないのか。よくわかりませんが日常は続いてちゃんと終わる。

W杯の準々決勝2試合を見る。クロアチアは結局めちゃくちゃ強くて、モドリッチは運動量と働きがえげつない。一人のスターがどこにいるのがいいのかは難しいと、ネイマールやメッシと比較して思ってしまう。アルゼンチンとオランダは荒れ過ぎてて途中でよくわからん気持ちに。

テレビを見ている途中で気付いた。右手にスマートウォッチがない。数日前にバンドが切れかけていて換えのバンドを注文したばかりだ。ランニングから返ってきた段階ではまだあったはずで、そこで外してからの記憶がない。セブンイレブンに外出した際に無くしたのか。家でBluetoothが接続できないということは外か。探したけど見当たらない。最悪。とりあえず眠る。

 

起きてインフルエンザ予防接種へ。飯田橋まで行けばなんとか打てるということで朝から向かう。

声流電刹神回。金属ご両人のこれからに期待。こんにちは氏のメールがやはりおもしろすぎる。

ワクチン痛すぎる。コロナのワクチンがいかに痛くなかったかよくわかる。身体がこわばったのか、担当の人に「大丈夫ですか?」って心配された。はずかしい。

市ヶ谷でTさん、Yさんと合流してボスボラスハサンへ。アラカルトでいくつか注文して楽しく過ごす。近況報告などなど。

移動してTea House TAKANOへ。神保町には千度来ているが毎度スルーしていて初めて入った。ちょっと広くておいしい紅茶が飲めて店の雰囲気もとても良い。ダージリンの2番とシフォンケーキをいただいた。混んでいたからか、早く出てね感が内外から感じられたのだけがちょっと残念。Tさんの恋人とのクリスマスプレゼント交換話で盛り上がる。人のことをそんなに思って何かをしたりすることが少ないので、人の話なのに真剣に考えてしまった。ひとしきり考えたところで、Tさんが正解を持っていたことがわかり、なんだか試された感が。とりあえず楽しかった。

さらにもう一軒ということで、Yさんおすすめの「きっさこ」へ。ジャズやクラシックが流れる店内でゆったりとした時間を過ごす。こちらのコーヒーはとても美味しかった。深煎りを飲んだのでほかも飲んでみたい。ドラマでの女性描写について、朝ドラや城塚翡翠をもとにあれこれ話す。友達だからということももちろんあると思いつつ、とはいえ作品に求めるところというか、違和感が出やすいポイントなんかはそれなりに同じで、まあなんかやっぱりそうだよなという感じだった。都合よくされると違和感がすぐに生まれるくらいにはリアルの厳しさを日々感じているということなのだろうか。都合よくするなら都合よくしますって明示してよってことかもしれない。

解散して下北沢へ。下北沢の再開発後はちゃんと行ったことがあまりなく、「エキマエ」ビルのおしゃれ化はすごくてびっくりした。とりあえずスターバックスで時間を潰す。

オルタナ旧市街「一般」を読む。エッセイや創作が何本か入っていて、どれもおもしろくて読みやすい。香港の旅行記が特に良かった。本当なのか嘘なのかとかはどうでも良くて、なんかこういうことを感じることがあるよなあというようなことが偶にあって、自分の記憶とどこか結びつく感じが心地よい。

シモキタエキマエシネマK2で「の方へ、流れる」を鑑賞。会話の面白さと、人間ってこういうところあるのかもと思わせる感じが際立っていた。主演は唐田えりかと遠藤雄弥。最後の結末を残酷とか何やねんととるか、そういうことって割とあるし、なんかそんなもんだよな人間ってと捉えるかは分かれそう。個人的には後者で、ここまでのことはないとしても、人間って一貫性なんてそんなになくてフラフラしていて、どこかでグッと強く傾いたらそのままそっちに行ってしまうことは多分にあると思う。グッと傾いた分、別のことで揺れ戻ることも当然あって、でもそのことが終わったら終わったからいいやってなることもまたある。なんか本当にそれって切り取って外から見たらめちゃくちゃ変に見えたり破綻してるって思えるけど、でも実際そうでそれがおもしろいでしょ?って。そんな気持ちになった。二人のやり取りは素人っぽさというか、演技の感じがほとんどしない演出になっていてそれもまた描いたものの温度感をリアルなものにしていた。何度か笑ってしまうやり取りも普通にあった。唐田えりか氏が実際にはどんな人かはわからないし知る由もないけど、こうであってほしいと思うのは勝手か。

その後で下北沢のB&Bへ。珍しく何も買わなかった。ほしいと思うものがなかったわけではないが、今の自分には少し大きすぎる。あんなにあったら何を買うべきかを見つけられないということに気付いた。品揃えはすばらしいと思った。

W杯準々決勝。今日の2試合はクリーンで素晴らしい試合。モロッコはすごい。イングランド惜しかったけど最後はフランスだった。しかし、グリーズマンがなぜこの出来でバルセロナを追われたのかが分からない。

 

十分に寝て昼過ぎに起床。風呂を追い焚きして浸かってシャワーを浴びた。パスタを茹でてペペロンチーノにした。Yさんにもらったカニミソペーストを入れて食べた。美味しかった。

本を読んでゆっくり過ごす。昼寝を1時間。頭は痛くならなかった。アースポで令和ロマンくるま氏のM-1優勝予想を聞く。来週本番を見るのが本当に楽しみになってきた。

無くした時計。交番に行ってみたが、やはり遺失物として届いていなかった。仕方なくスマートウォッチを買った。

 

早めに起きて仕事。結局おわりきらなかった。いろんな締切や切迫感が押し寄せてきて現実から逃げたくなる。なんとかやるけど。

インターネットでの人の醜さを見るたびにこうなってはならない、学ばなければと思うし、そういうたぐいの教材は無限に存在しているのである意味ありがたいものである。もちろん、それが逆の意味に作用しておかしくなる危険性も同じくらいあるわけで、紙一重なのかもしれないけど。

週刊誌に適当な有名女性に関するコラムを書いている女性ライターがおり、しかも本まで出している。なぜこんなものが金を稼ぐことのできるものになっているのか理解に苦しむ。唐田えりか氏のあることないことを想像で書いて適当に決めつけていた。おもんない上に全部妄想かいと思ったが、連載がそれなりの数に到達していて引く。こんなものを相手にしていくことが意味のないことだとは思いつつ、放っておいてあとどれくらいたったらこんなものが目に入らないようになるのだろうか。あるいは永遠に目に入り続けるのだろうか。胸糞悪過ぎた。

アトロクの箱根駅伝特集。特に大学のビジネス面への寄与の話はなかなかおもしろくてもっと広げて聞いてみたかった。

武塙麻衣子「諸般の事情」を読む。2019年から約1年間の日記とショートエッセイがいくつか。幸せそうな日常なのに、時折書かれるパートナーへの複雑な想い。終盤でそれが何からきているのかが明らかになる。それでも表題の通り、「諸般の事情」ということで、自分や周りを収めて先に一緒になって進んで生きていく態度が2020年のコロナ本格期に入る手前で描かれる。続きとなる日記本も手に入れたい。おもしろかった。膨大な映画のレビューはすごい。とにかくたくさん見ていて、こんなふうに生きるのが本当に何かを好きな人ってことなのかと感嘆。あとは、食べ物の記録、とにかく美味しそうな食べ物の数々。著者が楽しげに食べている姿が勝手に頭の中に浮かんでくる。眠る前に少しずつ読んでとても楽しく穏やかな気持ちになれた。

 

本格的に働き過ぎ。マジで早く開放されたい。slackの退勤報告に社長からリアクションついていてなんか嫌な気持ちになる。世界の好きな人たちが「はやくやりたいことやりなよ」って言ってきてる気がしてくる。手持ちの金がないというのがこれだけ高くつくことを齢31にして気付く。

軍艦ユーチューブを流し始める。トークの軽快な感じが心地良い。しゃべりもおもしろいし、vaporwaveとかいう単語も普通に出てきて笑う。新しい人たちなんだなあと改めて思う。

この前「なんでそのラジオ聞いてるの」と聞かれた。改めて思うと、結論は「フィーリングが合うから」になるわけだが、こちらが局のフィーリングに合わせていってこうなったのか、もともと自分の持ってたものが嵌ったのかは微妙なところだ。TBSラジオの全てが良いとは言わないけど、それでも思想やマインドが共感できる番組が平日昼間には多いし、街に生きてる平民が聞くラジオという感じがしてくる。変にテンションも高くないし、モヤッとする話をする人もかなり少ない。歴史が程よく見えるのも好きなところだ。

Yさんの転職の自己分析の手伝いなのか、他己分析なのか詳しくは聞かなかったが依頼がきた。こんなもんをやって役立つならいくらでもと思いつつ、さすがにちゃんと考えるには平日の今のキャパシティでは無理。週末に時間をとる。

 

仕事。とりあえず一段落したと思ったら大きな落とし穴みたいな事象。明日が1つの山になりそう。相変わらずタスクが溜まっているのに、面接参加をアサインされてゲンナリ。断るわけにもいかず参加することにするものの、積極的に人の人生には関わりたくない。話の流れから、営業の部長がキツイから部長降りるって言って調整しているという話を聞き、そんなんありなんかと思う。また一つ辞めることのハードルが少しだけ低くなった気がした。

起きたらメッシがすごかった。あんなドリブルができても全盛期から衰えているのが明確なことにあらためて驚くしかない。

2022年で1番好きな曲である、柴田聡子「雑感」のKID FRESINO Remixがリリースされて聞いた。ほぼインスト。めちゃくちゃわかってるというか、原曲が良すぎてここに言葉や極端なフレーズを何か足すのは違うなと思っていたので、この仕上がりはすごいバランス。一番好きな1節が最後に使われていて痺れた。ベストなRemix。

 

寒すぎる。勘弁してほしい。

仕事。打ち合わせの嵐。ヘトヘトになって最後は前日に決まった面接。面接に何回出てもどうするのがいいのかは正直よくわからないけど、1つ思うのは何となく違うとか何となく正解とかに適当に理由つけてるだけやんということ。残酷なことにフィーリングでいいかだめかはすぐわかる。あとは理由付け。翌日までにフィードバックの提出を求められる。誰かの人生を俺が決めていいなんて訳はないが、回ってきてしまったものは仕方ない。セオリー的にマイナスなところに対してプラスなところは感情やマインドベースの話だけで落とさざるを得なかった。

インターネットで連日白熱している話題をこいつが入ってきてまとめるんかといういつもの地獄絵図が繰り返されていた。深入りして見てなくて良かった。

 

昨日の面接のフィードバックを打ち返す。こちらは意外といろいろ考えてみたが、上司が案外あっさり落としてきたのでなんかなあという感じ。

金曜とはいえやることがそれなりに溜まっていて気が抜けない1日だった。仕事は早めに切り上げてさっさとゆっくりすることにした。

勢いでビームスまで行き、思い切ってスニーカーを買う。もうしゃあない、これは勢いでやってしまうしかないんだというお気持ち。

 

新しいスニーカー、最高。テンションが爆上がりしている。

初めて本屋Titleに行った。行くまでは楽しみにしていたのだが、いざ入ってラインナップを見て、なんか違うかもしれないと直感的に思った。別にあの本屋さんがいいとか悪いとかそういうことではなくて、自分が行きたい本屋はちょっと違うことに気付く。手広く何でもある町の本屋よりも、今は違うところで買いたいことに気付く。

かなり歩いて本屋ロカンタンへ。映画関連を中心に人文系や自費出版物も適度にあっていい本屋。阿久津隆「読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹」、武塙麻衣子「驟雨とビール」、「爽やかな茸」、川勝正幸「ポップ中毒者の手記」を中古2巻セットで購入。中古本のラインナップが結構いい感じで定期的に覗きにきたくなった。

帰りにアトロクで聞いて気になっていた「まめなとうふ店」へ。遅い時間になったが、いなり寿司が1つ残っていたのでそれと、豆腐と厚揚げを購入して帰宅。行き帰りにバスを使ったけど、それだけでちょっとだけ旅行の感じがして気分転換になった。

いなり寿司が美味しすぎた。実家で食べる祖母のいなり寿司のように、甘すぎずに酢もキツくないのが最高。また絶対買いに行く。

三輪亮介「ラジオとテレビと生活と」を読む。ラジオに関してはそんなに遠くない感覚の人の日記を読むのは初めてで新鮮だった。ここまでストイックにいろんなものを聞かなくなったけど感覚的にはわかる気がして、たいへんそうかもとも思ったりしながら、でもそれが生活の一部ではっきり支えになってることを感じた。ここまでお笑い好きでもライブとかは行ってないとすると、そこもまた1つ大きな壁があるのかもしれない。

 

M-1グランプリ敗者復活戦を見た。令和ロマンが圧倒的におもしろかった。ボケ全てがおもしろすぎる。他の組のことなんか考える余地もないほどに。ドラえもんで道具ほとんどイジらずにあれだけ笑えるのすごすぎる。自由演技パートエグい。投票結果は残酷過ぎる。テレビだからと言われたら納得できるけど、それでもやっぱり違う結果であってほしかったと思うが、さすがに贅沢か。

M-1グランプリ本戦を見た。結局自分が好きな漫才は漫才コントの大喜利漫才、もしくは突拍子もないタイプの漫才で、しゃべくりがそれほど好きではないことに気付く。最後にウエストランドが優勝するのは、そうでなくてはさすがにおかしいだろうと思っていたので良かった。これだけ「うまい」漫才師を予選で落としておいて最後結局それかいとならなかったのがまたおもしろくなる感じがした。

真空が今度こそはいいところにいってほしいと思ってたけれど、出順がちょっと早かった。ここからの梱包されてない漫才を見るのが今から楽しみ過ぎる。ヨネダとロコディがおもしろかった。ダイヤモンドとキュウはかわいそうだった。ダイヤモンド野澤さんの反省会での姿は本当に辛くなって、もっとたくさん応援したくなってしまった。

 

今週からめちゃくちゃ寒い。昨日も寒かったけど厳しい。仕事はとりあえずぼちぼち。

M-1の感想がいろいろ盛り上がっている。お笑いを「ベタ」に受け取るなとは思わないけど、批評とかをやる人がそういう見方なのはどうなんだろうかと思いいろいろ書いて消した。お笑いのプレイヤー側も結構ベタに受け取った発言をしてるのもおんなじ位にはおもんないけど。こういうときに当事者側は「ネタですやん」と言えるだけ得だ。

キュウがtheNightで2本目をガチでやっててすごかった。これ最初にやれって言う人がいるのもわかるけど、あっちのほうが好きなんでって言うキュウだから自分はこの人たちが好きなんだということがよくわかった。

 

仕事で大トラブル。やっぱり俺にはこの仕事向いてないのかもなあと思う。多分向いてないしそろそろ引き際かなあという気持ち。粛々とトラブル対応しつつも、時間がかかった。あんまり気にしすぎないようにとは思いつつ、役職の看板が重い。報告書は翌日に回してもなお目一杯残業が必要になり、食事と運動のサイクルが壊れる。

 

早く起きて報告書作成にとりかかる。思えば前職でも一度報告書案件があった。あのときも何でおれがこんなことをする立場になってるんだと泣き言を心の中で言っていた気がする。しかし、本当に望んでないのになんでまたこんなところにいるのか。誰かが知らない間に俺の人生を動かしている気がしてくる。相変わらず余裕もなく、残業を理由に次々に生活の秩序が壊れる。年末年始も近いというのに。

 

ようやく方向性が見えてきて、なんとか仕事が通常運転に近くなってきた。とはいえ、障害対応ばかりをやっていたために通常業務はほとんど停滞していた。打ち合わせではとりあえず障害対応優先の顔をして乗り切る。

Tさん、Yさんへのお歳暮としてお菓子を贈る。ラジオで聞いていて気になった「SHUKA」といういわゆる甘納豆をいろんな豆で作っているお菓子。自分で食べたことのないものを贈るのはどうなんだとも思いつつ、フィーリングで押し込んだ。喜ばれることを祈るしかない。

 

もういいってと思いながらの金曜日。今週はヘトヘトになってしまっていた。気づいたら金曜日。寒さが辛い。年末年始が間近に迫るので、仕事も年明けでいいかと年内にやらなければが同居していて温度を保つのが難しい。週明けに修正をうまいことやりきれれば今年もなんとかなりそう。

M-1振り返りは奇奇怪怪明解事典が1番近い感想かなと思った。特にウエストランドの受け止め方について。

 

青山ブックセンターに久しぶりに行く。数ヶ月ぶり。棚のラインナップというか、置かれるものが少し変わった感じがした。自分にとってはいい方の変化。個人の出版物も適度に棚にあっていい感じ。アトロクで紹介されてた漫画が欲しかったけど、探すのが難しくて欲しいものすべてを見つけることはできなかった。大白小蟹「うみべのストーブ」、谷口菜津子「うちらきっとズッ友」、加納愛子「これはちゃうか」、大崎清夏「目を開けてごらん、離陸するから」、赤染晶子「じゃむパンの日」、乗代雄介「本物の読書家」、「最高の任務」、「十七八より」、松波太郎「カルチャーセンター」、村田沙耶香「信仰」、ペ・ジョンミン「タワー」、「わたしのペンは鳥の翼 アフガニスタンの女性作家たち」を購入。買いすぎた気持ちとスッキリした気持ちが半々。重い。

美容院までの時間つぶしで三軒茶屋のスタバへ。めちゃくちゃ混んでいたがなんとか座れた。年森瑛「N/A」を読む。ようやく読めた。序盤は主人公のドライさが過ぎる気もしていたけど、めちゃくちゃ純粋で素直で誠意があるからの動きだということが終盤に怒涛のようにわかってくる。記号に向けての言葉じゃなくて私に向けての言葉がほしい、ほしいはずという純粋な誠意は、この年頃だからある気持ちかもと思う反面、恋愛とかではそんなことを求めたりしてしまうのは何歳になっても変わらないはずで、友達でさえどこかで自分はそんなのを諦めているのかもしれないと気付く。もちろん諦めないで全てにそれを突き通してたらマジでいくら時間があっても足りないし、言葉や相手と本気で向き合ってないと一言も発せなくなるというのはあるが。なんか思ってたのとは全然違って良かった。特定の属性の扱われ方への違和感の表明でもなくて、マジで人と向き合ってほしい、向き合いたいという気持ちの話だった。

美容院。髪を切ってもらいながら年末年始っぽい話をしたり、USJが良かったという話を聞いたりする。美容師の人から「オカマ」という言葉を発されて、他人の私が同性愛者である可能性をこの人は考えていないのだろうか、周りには同性愛者はいないのだろうかと疑問を持つ。

豪徳寺サンマルクでキム・ジヘ「差別はたいてい悪意のない人がする」を途中まで読む。おもしろすぎる。一方で自分の加害性を振り返らざるをえなくなる。全員に読まれてほしいと思ういい本。続きを読むのが楽しみ。

ルミネtheよしもとで「漫才ライブ 余韻」を見る。ルミネは初めて来た。ゆったり座って楽しく見れたけど、センターマイクから離れると結構聞き取りづらくなってしまうのが残念。ダイヤモンドの最下位イジり漫才が早くも仕上がっていてめちゃくちゃおもしろかった。ダンビラムーチョがフリ間違えたところで笑いすぎておかしくなりそうだった。

 

ゆっくり目に起きてとりあえず風呂へ。さすがにいくらなんでも寒すぎる。黒帯会議を聞く。もう少し感想ガッツリ聞きたかったけど、バチバチのプレイヤーだからむずいよなと思った。

てらおかなつみさんの個展を見るためOndo Galleryへ。どの絵も可愛くて、温かさがあって好きだ。こういうのを買えるように本当にならなくてはと改めて感じる。WEB限定販売のポスターを買う。

日本橋方面にそのまま散歩する。谷やに久しぶりに入り、うどんを食べた。とても美味しかったけれど、カウンターに座ったこともあり、店主の感じに少しソワソワもした。活気のある店のカウンター慣れをしていない自分の問題だと思う。

帰宅して城塚翡翠の第二部を4話まで一気に見る。やはりおもしろいのだが、第一部ほどは夢中にはならなかった。翡翠に比べると犯人側があまりに杜撰に見えるのかもしれない。あるいは、男の殺人犯が翡翠の虜になり、女は嫉妬するというのがデフォルメされすぎているからだろうか。それにしても翡翠のキャラクター性は素晴らしく、演じる清原果耶の見た目と演技力がそれを完璧にしている。途中のCMで高尾山に行く清原果耶がどうにも翡翠に見えてしまい、全部嘘っぽくなった。その後最終話も追っかけ再生して見た。

Yさんの転職関連の依頼をなんとか完成させる。人を知った気になってはならないと改めて思い知る。なんとか言葉を重ねたけれど、これで言い表せたとは決して思えず、不甲斐なさが大きく優った。

 

今週で終わりなんだからもうええやんという気持ちが大半を占めていた割には仕事した方だと思う。先週のトラブルを取り戻す必要があり、とりあえず諸々確認等を行ったものの、やはり完全に思い通りにはなっておらず、力不足というか、やりきれなさを感じる。直接の開発者とコミュニケーションできるわけではないので、手前に渡したら最後は祈るしかないとはいえ、ここまでいろいろ重なると信頼していくことが難しい。契約形態的に過度な口出しもできないため、どこに何をぶつけるべきかわからない。

岸辺露伴は動かないの第7話を見た。やはりおもしろすぎる。ジョジョから切り離して一つのテレビドラマとして見たとしても全く問題ないし、この不思議な世界観が隣りにあるようなリアリティをもっているのは、岸辺露伴が劇中で言うように徹底した「リアル」の追求の結果に思える。スタイリング、音楽なども含めてどれをとっても素晴らしい。毎年これが見れるならもうちょい生きるわとさえ感じる。

 

残業時間さすがに多すぎるなと思い、抑えることを意識。それでも1時間以上は残業している。それほどやることがあったのかと聞かれると疑問もないわけではない。偉くなったから残業なんて気にしなくてもいいとはいえ、長く働いていないとダメなのではという変な責任感もあるのかもしれない。それは仕事であまり成果を残せていないと思っている罪悪感を薄めるためなのではとも思えてきた。

アトロクのokadada氏のmixが良かった。もう随分氏のDJを現場で体感することがなくなったが、こういう機会があると少し恋しく感じる。

アトロクの特集はヒップホップ特集。知っているラッパーも知らないラッパーも出てきておもしろい。リリックの内容を証拠にしたラッパーの逮捕のニュースは、以前にネット記事でも見た覚えがあり、その後が気になっていたが、証拠にはならない方向での法律制定が進んでいるらしい。

岸辺露伴の2夜目。ジャンケンの話はジョジョ本編でのエピソードを使ったものなので覚えていた。子役の人の存在感がすごい。露伴を追い詰める際にサイズが異様に大きく感じる。思っていたものとは異なるかたちに好きなものが変わっていったときに、こんなはずはないと思い、それが激化する。それ自体は程度の差はあれどいろんなところで起こっている話であり、スタンドがないだけで、現実にはSNSで死ぬほど文句をつける事例がたくさんあるのだろう。

 

仕事最終日。もうなんかやってなくてもやってたことにしていいんじゃないかという気持ちで時間が流れる。終わり際に年始の会議用資料案が送られてきて、資料いるレベルだったのかと焦って対応。なんとか年始に多少の手入れをすれば完了するところまでもっていって仕事納め。

アトロクのシネマランキングを聞きながら過ごす。各人の批評のおもしろさや、この映画見れば良かった、見たくなった、もっと見なきゃなあという気持ちとともに改めて、山本アナウンサーの批評はマジですごい。観察眼とか思考の線になってる感じももちろんすごいが、何より好きだが溢れているあの感じ。普通の人にはなかなかできない。マジでコラムの1つや2つやってないとおかしいと思う。

読み終えた本の送付も完了し、持っていく本を選びつつ、買って読めてなかったものを読む。

「うみべのストーブ」を読む。もっと早く買って読んでおくべきだった。おもしろすぎる漫画。なんかよくわからないけど、寂しいような楽しいような中間の感情ばっかり出てくる気がする。絵も話の感じもかなり好き。

「女の子がいる場所は」を読む。こちらもおもしろいのだが、それだけでは片付けられる話ではない。はっきりとこの世界の地獄が描かれていて、でもその中で希望を捨てずに生きている、希望を作るために生きている女の人たちの物語。読むのが辛いシーンも本当にあるけど、でもこれを見ないわけにはいかない。宇垣さんの帯文がかっこいい。

「うちらきっとズッ友」を読む。これもおもしろい。友情とか友達ってなんだろうって思ってもそんなにきれいなもんじゃないってことが分かる。そしてこれは決して創作の中の都合のいい人たちではなくて、リアルにありそうな距離感。でも友達というか仲間だよなってどこかでは思ってるってことなんだろうけど、それもときによっては一方通行だったり。しかし、どれも短編集だけどこんなにハズレがないものかと興奮してしまった。

Y氏が実家で家族のコロナ感染に伴って介護をしていて大変だと聞く。どんな言葉をかけていいかわからず、「N/A」を読んだこともあり、余計に難しくなった。でもこうやって一つ一つに丁寧に向き合うことをそもそも忘れていたことに気付く。そして、介護という避けることのできない問題に、明日自分も同じ局面になるかもしれないと改めて思う。

Tさんからお菓子の良い評価をいただく。嬉しい。

 

早く起きてバスで赤羽駅へ。電車で東十条までいき、ドトールで朝食。手早く済ませて8:40に黒松本舗草月の行列に並ぶ。前には20人ほどでそんなに遅くはならないなと安堵する。

並びながらArtistspokenのハイツ友の会と軍艦を聞く。おもしろい。しかし、このサービス月額払いにした場合にどうやって利益分配されているのかかなり気になる。もちろんそのほうが安いことは100も承知だが、そもそもは個別課金でお布施感が出ていいって話だったような気もしてきて。ケビンスのGeraNextもおもしろかったのでレギュラー化期待。

10:20ころになんとか店内に入って無事に購入。店を出ると100人以上の行列ができており、早起きで完全に得した気分。軍艦ユーチューブを聞きながら大宮駅へ。大宮駅で1時間ほどコーヒー飲んで新幹線に乗り込む。大宮からは1時間。指定席車両だからか、そんなに混んでない感じがした。

迎えに来ていた叔父の車で帰宅する。途中の高速道路で紅葉マークをつけたメルセデスハイエースを煽っていてなんか無性に怖くなる。

帰宅後は「映像の世紀バタフライエフェクト」が連続でやっていたので夢中で見た。「モハメド・アリ」と「スターリンプーチン」と「RBG」の回。めちゃくちゃおもしろい。来年からは毎週見ようと思う。人間は50年や100年前だとめちゃくちゃ差別しまくっている。人種も性別もセクシュアリティも。たった50年でこんなに違うのかと改めて衝撃を受ける。今がどうやってできたのか、決してこれで取り上げられる有名人だけのおかげではないが、誰かがやってないとこうはならないという当たり前も突きつけられる。

夕飯は叔父と祖母と父母でしゃぶしゃぶを食べる。熱いものをいつまで経っても火傷しながら食べる自分を見てたらそりゃいつまでも子供だよなあと勝手に納得していた。

キム・ジヘ「差別はたいてい悪意のない人がする」を読んだ。昨今の差別話のスタート地点に立つには絶好の本だった。これと「ポリティカル・コレクトネスからどこへ」を読んでおいた上でさて特に何について知ろうか考えようかとなれる感じ。韓国の話がとっかかりになってるけど、内容はかなり普遍的で今でもその辺でよく見るアレコレについて丁寧に細かくして話してくれていて勉強になった。参考文献も面白そうなのが多くて、ここからもう少しこの辺は整理したい。

 

朝から理容室へ。家族ぐるみの付き合いということもあり、かなり長い時間話す。顔の毛を剃ってもらって年末だなあと実感する。人の家族についてはどうこう言うことはないが、そんなに息子の結婚相手に対してああだこうだ言わんでもいいのではと途中から悲しくなってしまった。

母方の祖母から「いい人がいないのか」という無邪気発言をいただき黙る時間などもあるため、帰省も無条件に楽しいイベントではなかったりする年齢になってきた。

NHKの「ドキュメント72時間」が親戚宅含めてどこに行っても流れていてひたすらそれを見ていたら1日が終わった気がした。映像の世紀の「ロックと冷戦」回もなかなかおもしろかった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドについてよくわかってなかったので、ほとんど初めて知ったことだらけだったが、こんなことまで現実だと何でもかんでも創作物にご都合主義だとも言いにくいレベルですごい話だった。

「すずめの戸締まり」の天譴論や天皇との接続の批評を改めてちゃんと読んで、なんか自分がどう感じるか気になったので見に行こうかなと思った。コメカ氏の「エルピス」論で言われていた現実のものを扱うという意味ではこちらも多いにそういう消化をしていて、どちらにどう感じるのだろうかと思った。両方とも年始に見ることを決める。

音楽の年間ベスト記事を作る。あんまりガチガチにやりたいわけじゃないという気持ちを意識してふんわり作った。タイミングを見て公開しようと思いつつ、本とか映画とかお笑いとか展覧会とかもせっかくならまとめとくかという気持ちになる。そんなんやりだしたら結局公開しないことにならんかと今から不安にはなる。

https://takumaro0829.hatenablog.com/entry/2022/12/31/184014

祖母が固定電話の使い方がわからなくなるということでスライドを作る。拡大印刷して祖母宅の壁に貼る。こんなものが本当に意味があるのかはわからないし、便利という意味では同居している叔父に「誰々に電話して」と言えばいいだけだと思いつつ、でもそんなことしたらなんか本当に認知症が進むとかあるのかもなあと勝手なことを考えた。

 

晦日。何ということもなく時間が過ぎていく。実家ではあらためてテレビと向き合うことになるが、見たい番組は幾度なく、このコンテンツとの相性が完全に合わないことを知る。

ここ数年は紅白がテレビで流れている。冷静になってしまうとどうにも変な番組だ。赤白に分けて対決することへのちょっとした疑問と歌番組としてのマジさを求める声とその他諸々が一緒になった結果、年々よくわからない番組になっている。でも、年末年始でできるギリがここなのだろうか。

初めてちゃんと聞いたけど、きつねダンスのヒャダインリミックスの絶妙にどうでもいい感じのインターネットにあるマッシュアップ感でおもろかった。順番に見ていくと、BE:FIRSTのShining Oneの楽曲的なかっこよさが突出している。

セカオワの曲は初めて聞いてもtiktok用ってわかる曲で、実際にバズってたらしくてなんとも。まあなんか飯食っていくってのも必要ですもんねという感じがする。そう考えると星野源の「恋」はバズるだろうがバズらせるために作ったとは決して思えないのがあらためてすごいと感じた。

気が付くとテレビはゆく年くる年に自然と変わって、年が変わる。その後でソシエダの試合とアーセナルの試合を立て続けに見て12月31日が終わった。