雑感4

多分全然そんなことないけど、村上隆天竺鼠川原を同じようなものだと勝手に脳が判断。

 

大勢の大人に見られて自己紹介と質疑応答をするという、なかなかない経験をする。審査みたいなものなのはわかるが、審査にあたっての懸念事項みたいなものは俺が退室してからみなさんでやっていただけると助かります。

 

「文化大好き人」の気持ちはわからないでもないんだが、そういう人たちは得てして特定の同じものを文化だと思っていて、それ以外のものは文化以下だと思っているフシがある。〇〇は文化みたいなことは〇〇が何であろうと当たり前のことで、重要なのはそれらのまだ理解されていない見方を提示したり、執拗な軽視に抵抗したり、過剰評価に一石を投じたりすることだと思うが、それらは難しいのでインスタントに文化大好き人になるための方法として、上記のような記号と戯れているのだろう。そういうものをことさら大事なもののように「文化」として提示して悦に入られても冷めるなあと何かにつけて思ってしまう。

 

某zineが蓮見氏がおすすめしたことでめちゃくちゃ売れているらしい。もともとおもしろい本なので売れるに越したことはないが、そういう宝くじに当たらないとこれくらい知られることがないというのもまた事実だ。シェア本屋の話題にも通ずるが、おもしろい本を探す楽しさなどというものはもう誰も求めていないし、「あの人」が勧める本しか買わない。まして本屋のおすすめが買われるなんてのはもはや幻想だ。本屋間で本を勧めてくれる有名人の取り合いになりそうだ。

 

okadada氏の出演したアトロク2がかなりおもしろかった。ものの面白がり方をどこに見出すのかというのは最近よく考えてしまうことで、提供側の全員がそうする必要もないが、とはいえよりわかりやすくそれを伝えていくというのは必要な動きであり、一方で、逆の動き、わからないかもしれないものをあえてわかっている前提で進めるカマシも不要とは言えず、バランスやなと当たり前のところに帰結したり。

 

俺は結構大泉洋に優しい方の人間だとは思うが(どうでしょうとか見てたし)、それでも定期的に現れていると思われる彼に歌わせようとする人々の存在については、意味分からんとずっと思っている。

 

数週間前に5lack - 情をなぜか落とし直していたことを思い出した。久石譲が言っているものはサンプリングとかも含めて全てなのか、特定の何かを念頭に置いているのかわからないが、なんとなく。

 

どういう気持ちでNewJeansを聞けば良いのかわからなかったが、いざクリックした新曲は別になあと思った。Futuristic Swaverの新譜良かった。

 

tofubeats - NOBODYのリリース。本当にいいEP。クラブに行きたくなる。DJがしたくなるというよりは、パーティーがしたくなる。

 

VJについて、「〇〇さんならここでこうしてる」みたいなことを言われたというツイートを見た。クラブにおいて、規範のようなものを求める人がいることに驚く。クラブには、聞いたことのない音楽や繋ぎ、見たことのない映像を楽しみに行っているので考えたことがなかった。クラブではできるだけ味わったことのない体験がしたい。そのために踊りに行く。

 

最近本当によく聞くようになった、シュートすることを「足を振る」という言い回し。誰が始めたんだろう。昔は言ってなかったような気が。