2021/8/22 雑記

フジロックを巡るあれこれに耐えられなくてウジウジしていたので、結局ceroしか見なかった。最初に演奏されたマイ・ロスト・シティーで泣きそうになった。あまりに神々しくて、何かが溢れていて。賛成反対でいうと、今はやらなくていいというのが僕の考えではあるが、じゃあ中継なんか見るなとか、オリンピックとの兼ね合いはどう整理するつもりなのかと言われると、いろいろ詰まるところが多い。(真面目に考えるには、当該イベントによる感染拡大が実際のところどれくらいあったのかという話や、これは誰の金が使われたもので、誰に儲けが入るものなのかなどの話もあり、基本的には単純比較可能なものでもないと思うが、感情的に拒絶する気持ちももちろんある)

モヤモヤした気分で、来週の出演予定の準備をする。この予定もなくなるのだろうか、プレイリストをダラダラ触った。

家にずっと居ようかと思うも、諸々疲れたので比較的空いているドトールに入ってしまう。争うなら王冠燃やせ「CALMA」がめちゃくちゃ素敵なmixで気分がとてもよくなった。

TLにTHA BLUE HERBの素晴らしさを説く人たちの声が溢れた。ステージで政治や補償について言及したそうだ。それはもちろん素晴らしい行為だと思う。一方でそれをしなかったアーティストや辞退したアーティストはそれよりもダサい、わかってないのだろうか。なぜそんな判断を簡単にできるのかわからない。たたかれている人は今までに補償を求めたことが一度もなかったのか。出演してその点に言及しなかったら同じことを考えていないと言えるのだろうか。よくわからなかった。

北沢タウンホールにいる。これから笑うことでそんなことたちの全てを僕は忘れようとしているのだろうか。いや、Youtubeフジロックを見て偉そうなことを言うのと大して変わらない気持ちですけど、それもまた当然伝わることはない。