2022年6月

2022年6月

先日入社した方の歓迎会として、会社のオンライン飲み会があった。幹事をしてくれた方はこれまでの形式から異なる姿を模索し、組分けや時間配分を工夫していた。おおむね良かったと思ったが、あれこれあちこちから言われてもおり、なんとも損な役回りだなと思った。であるならば、そもそもこんな会はやめたらいいのにとも思いつつ、入って来る人には悪気はないわけで。形式的な飲み会がオンライン時代になってもなくならないのはもう呪いみたいなものなのかもしれないと感じた。飲み会が終わるとそんなことを考えたせいかムシャクシャしてコンビニで飯を買い食べた。

久しぶりにK君から連絡があり、仕事の話で割と噛み合いそうな展開だった。どうせなら一緒に仕事ができたりすると最高なのだが。この年にもなると、そういうことでもないとワクワクしない。

さすがに適当過ぎるのでは?という他人の仕事が目に付くようになったことで、自分がこの職場になれ始めてきたことに気付く。今の会社は評価をしてくれているけど、一方でやりきれなさというか、そこはかとない不満も見つかりつつあり、また転職がチラつく。

 

専門分野以外のことを話すなとは思わないのですが、若者関係の話をし始める人にはどうもきな臭さを感じてしまう。某社会学者の例などもあり、あの辺の話題はかなりセンシティブな気がしてならない。1つのことに特化していた人が手を広げだすと足りないところが見え始めるというのは、人間のキャパシティがある程度決まっているからなんだと思い、自戒に活かしたいところ。

知らない声優さんの熱愛報道。撮ってやるなよと思いつつ写真を見ると、本当にそのへんにいそうなカップルでなおさらその思いを強める。小田急線内の岡田将生もそんな感じで好感を持った。でも、岡田将生はドライブマイカーの劇中みたいな感じでもいいのにとも勝手に想像。

 

友人と長いこと電話。無言も特に気にならない関係であるということは非常にありがたいと勝手に思っているが、相手がどうかはわからない。お互いに見たものや読んだものの話をしつつ、近況を聞く。勧められたものを見ていない自分を省みる。この年になると好んで友達でいる人しか友達じゃないんだから、そういう人が勧めたものくらいは見るようにしたい。

「82年生まれ、キム・ジヨン」を一気読み。流石に遅すぎるとは思いつつ、熱狂から距離を置いて読んでも、熱狂する気持ちも分かるし、すごい本だった。しかし、これが原著日本だったときにこれほど売れただろうかと思うと怖くなる。そして、そんなことを考える手前は、早くも他人事のように考えているのではと感じる。これは自分の周りに普通にある話だ。先日読んだ「説教したがる男たち」と完全に地続きで、同時多発的にこういう話が出てきているということは、そういうことなんだと感じる。今自分が大学生なら絶対フェミニズムを学ぶと思う。

 

忘れかけていた金属単独を配信で滑り込み。期待をフリにして見る人を振り落としつつ、やることはきちっとやっておもしろくて、誰もやらんことをやっていてかっこよかった。構成作家吉岡さんのラジオを聞くと、いろんな大人がいてこそ成り立っているという当たり前のことがどれだけ今大変か伝わって難儀な世の中だと感じる。

ドラマで岸井ゆきのが食べていたのが美味しそうでスペアリブを買う。焼くという選択肢もあったが、大根との煮物にした。味が微妙になったが、とにかくスペアリブを食べたいがためにやったことなので問題なし。

サウンド・クリエイターズファイル、tofubeats回を聴く。昔の楽曲を久しぶりに聞き、いい曲ばっかりだなと改めて思う。lost decadeとてもいい曲。

平家物語1話を見ました。歴史ものは意外とストーリーが苦手なのかもしれない。絵の綺麗さ、動きの豊かさは見てて心地よい。

 

日銀総裁が「物価上昇を受け容れてる」発言。政治信条がリベラル寄りの人が量的金融緩和に否定的なのはこういうところの影響もあるのかもしれない。普通の感覚があれば、今はこの発言はしないと思うが、しているということは生活と乖離していると思われても仕方ない。金融緩和をして物価上昇させて賃金を上昇させて、でも政治的にはリベラル寄りという政党が一生出てくる気がせずに暗澹とした気持ちになる。

日本対ブラジルをぼんやり眺める。今の布陣ではカウンターサッカーでしか点をとれないと思うのだが、そういう感じにまとまっているようにも見えず、守備が力尽きて負けるパターンに見えた。ポゼッションするほどの度胸はないのだから、ショートカウンター徹底でいい気もする。

パーティーの動画がTLに流れてくる。ここ数年参加していないが、結局のところ最後は個人の度胸なのだと思う。楽しそうな光景を見るのは良いです。

 

井上尚弥の試合を見た。強すぎるとおもしろいになる。4団体統一もいいけど、どうせなら階級上げてほしい。テレビじゃないから尺とかであたふたする大人も減ってると思うとそれもまたよし。

それってあるよね大王決定戦めちゃおもしろかった。いろいろ連鎖してボケが変化して最後めちゃくちゃ下らないところに着地するのがよい。他の人の回答をうまく転がせる人が多くて最高。

森喜朗もそうだが、いつからこんなに本音を言ってるだけという論法が流行ったのか誰か調べてほしい。大抵の場合、その本音が間違ってるという話をしているわけだが、本音なら間違ってないとでも言うのだろうかとはいつも思う。

 

ドラマを見てないのにネットニュースであらすじを見てしまうことが多い。ドラマの内容も情報として見るだけ見ておくかと思っているせいだとすると、何でも情報として受け取っている自分が嫌になる。キムタクのドラマのあらすじを見たら、最終話で同僚の先生がプロポーズするらしい。しかし、それって実際にあったとするとかなり気持ち悪いし、それを生徒たちが何とも思わず見ているわけもないだろうと直感的に思う。キムタクがいるなら恋愛要素を入れなければと思う製作の気持ちはわからなくもないが、そういう時代でもないのに。ターゲットが自分よりちょっと上の世代なのかもしれない。創作物でも恋愛要素が本当に必要なのか、自然なのかというのは考えてほしいと思うことが多くなった。恋愛があってもいいのだけれど、その関係って普通に考えたら気持ち悪くない?というのはまだまだある。ちょっと前の朝ドラもおもしろく見たものの、坂口健太郎演じる地域医療を学び赴任してきた医者が、高校生上がりの女性を好きになり、恋愛関係になっていくのは、いくら坂口健太郎でもさすがに気持ち悪い。おまけに地域の人たちがそれを諸手を挙げて歓迎しているなんて、普通に考えたら力の不均衡から生じる何かを警戒してほしいものだ。どんなに素敵に描かれた恋愛であっても、周囲が当たり前に感じる疑問や気持ち悪さみたいなものが見えていないとなかなか話に入っていけないことが多くなったが、そもそもそういうものを見るのに向いていないのかもしれないと最近はよく思う。

仕事をしていたら午後に急激に頭痛と寒気がして調子が上がらなかった。こういう日は早く帰ろうと切り替えられるようになっているあたりに、加齢の良さを感じなくもない。

在宅のときは生活は踊るの相談コーナーを聞いている。相談はいろいろで、自分でも考えてしまうときもあるが、インターネットでは「そういう言い草はどうなんだ」とか「共感できる」とかそういう話が絶えない。最初は自分も、そんな回答はかわいそうなのではとか、あんたみたいな人ばっかりいないよとも思っていたが、そのあなたにみんなは相談してきてるわけで、そうするとその人がその人なりに誠実に答えたものが相談者が求めている内容だから良いのかと気づいた。

 

年齢柄仕方ないのだと思いつつ、上と下の狭間でどちらとも言い難いというような状況に陥る。平社員の自分からすると後輩というだけで立場が同じ人にあれこれ指図するのは気が進まない。上の人がそこのところははっきり言ってくれよと思うものの、上からはその不満だけを伝えられるとモヤモヤのみが残る。思えば前職をやめたのもそういう中間職みたいなものに嫌気がさしたからで、嫌な記憶が蘇り久しぶりに大声を出した。

引き続き体調が芳しくない。気のせいだと良いのだが、2日続くのはどこかおかしい。寝起きに汗をかいていた形跡が毎日ある。非常に不快。

こんなのが聞きたかったわけじゃないと思っている時点で過去の姿を追っていることに気付く。非常によろしくない態度だった。

 

日本倫理学会の託児所の件で暗澹とした気持ちになる。いちゃもんつけてやらないようにする輩なんやねんと思っていると、そんなはずはない、前にはこういう動きがあったと言い出している人がいた。それってそういう発信じゃなきゃいけないんでしょうか、目的見失ってません?と思った。普通に考えたら、今動こうとしてる人にコンタクトして、一緒に改めてやりましょうと言い出せばいいのに。この方は男性のポストありの方で、そういうことだよなあとさらに辛くなる。

→翌日に該当の方が声明を出していた。ここから前向きな動きが起きることを期待。

 

「ポリコレ」(この使い方めちゃくちゃ嫌)に配慮しているからいいとか悪いということは思わないが、その辺気を遣われてないとうるさくて入ってこないというのが正直なところ。もちろん、それをうるさく感じるのはそもそも教育されすぎているからだとかなんとか言うことは可能だと思うものの、現実にいる存在を無視することはできないし、それによって傷つけられるものを知ってて知らないフリをすることは、本編そのものよりも大きな問題だと思うので、そういう順位付けにならざるを得ない。みんな自分の気になることしか見ないので、見える範囲がそもそも狭まっているということなのかもしれないが。

イライラしたりモヤモヤしたら肉を食べることにしている。でも、お金もそんなにあるわけではないので、鶏もも肉を1枚買って適当に味付けて焼いて食べることが多い。自然と気持ちが収まるような気がして未だにやってしまう。こういうとき本当はもっといい選択があるのでは?と思うものの、会社員経験を振り返ると辛いときは寝るか食べるかしかないということも何となくわかってきて、こういうことになっている。

tofubeatsサウンドクリエイターズ・ファイル、あの頃こんな気持ちでこれ聞いてたとかを思い出してしまう自分がいる。

みんな三苫を過大評価してない?という気がしているのですが、自分だけなのだろうか。いや、期待どおり大活躍してくれればそれに越したことはないけど、齋藤学とかのときも盛り上がってたし、日本人はドリブラーの夢を見ているのかもしれない。

 

今週末は父の日ということで、前に欲しいと言っていたスニーカーを送る。ついでにマイナポイントの規定額に到達させとくかと思い、水ようかんも追加。百貨店系の通販サイトはこういうことができて良い。親等への贈り物をするのが嫌でなくなり、楽しくなってきている。もうすぐ死ぬのかもと一瞬思う。いや、親などが割とすぐ死ぬと理解しているがゆえの行動なのかもしれない。死ぬ前にちょっとだけ良い気分にさせるからこれ以上のことは望まないでくれと心の中では思っているのかもしれない。

 

なんかわからんけどここ最近忙しいように感じる。急なリズムの変化でストレスとモヤモヤが溜まっていることがわかる。レコードを2枚注文した。数日前に数枚届いたレコードはまだ再生していない。飲み終わったペットボトルをそのまま並べている。届いた荷物のダンボールを無造作に部屋に置いている。確実に今の状態が良くないことだけが分かる。でも動けない。

アトロクを聞いて、マイスモールランドを見に行くことを決心。今週末にでも見に行こう。

 

親からスニーカーが届いた連絡があった。サイズも問題なかったようで一安心。

問題行動があった議員や議長が特に釈明なく忘れることを待って続投してしまうの、ほんとうに腹が立つが、これも自分の政治参加の結果だと思う。自分もそうやって面倒なことを適当に回避して生きられたらいいのに。政治家以外だったら即死することって意外と多いのかも。

 

トラブルというのはどういうわけか一日に集約されることが多い。今日がその日だった。対応は仕事だからやるとして、人が増えた割には全然負担が変わっていないのはよくわからんなと気付く。久しぶりに21時近くに退勤して脱力。忘れないうちにお笑い大喜利先行申し込みを済ませる。当選してくれたら嬉しい。

 

よく調べずに世田谷文学館前まで行ってからヨシタケシンスケ展がとっくに売り切れていることを知り、早めに出た分の時間を持て余す。途中で下高井戸にシシドパーラーという店があることを知り、混雑覚悟で入るとガラガラ。ゆっくりとフルーツサンドを食べました。こういうものは定期的に食べないといけないわけですね。

IPPONグランプリの女性限定版やるらしい。さすがに気持ち悪すぎない?加納さんとか正直出ないでほしいと思うものの、出る側にも論理があるだろうし、こればっかりはしゃあない。しかしながら、暗に通常版では今は女を入れないというニュアンスもあり、男性版もお笑い以外も入れればいいのではといろいろ思うところあり。こういうのはやっぱり、プロ・アマ問わず面白ければ出演させる、大喜る人たちに駆逐していただきたい。最新のライブは配信で見ましたが、スポンサー入っても出演者が変わらずふざけていて良かった。

bandcampで購入すると全額が然るべき団体に寄付されるということでいくつか購入。円安の折、ドル建ての作品は買う気にならず、円建ての作品のみを購入。しかし、光学のシリーズってどれも本当に素敵だと思うので、もう少し売れていてもいいのに。千紗子と純太「こんなん」、傑作すぎる。衝撃的。

マイスモールランドのチケットをとっていたものの時間読みを誤り、髪を切り終わるともう映画の時間に間に合わないことが発覚して断念。翌週にあらためることにする。こういう間違いを1日に2回もやってるあたりに自分の現在の状態が分かる。

フェミニズムってなんですか?」、「平成転向論」、「大邸の夜、ソウルの夜」を購入。読むのが楽しみ。

 

10億円の自主ラジオ、先月辺りから毎日聞くようになった。ちょっと自分にはもう若すぎる気もしつつ、おもしろいので聞いている。売れたらすぐ消したほうがいい回しかない。しかし、これ聞いてマジだと思って本社に電話するやつがいるということを知り驚愕。そりゃ芸人もコンプラどうこう言いたくもなるわなと。嘘がキモすぎるという理由ならまだわかるが、本当だと思うのはさすがにお笑い向いてないと思ってしまう。

久しぶりにミスド食べた。ミスドは食べるとうまいけど、食べる前の期待やワクワクがそれよりも遥かに大きくて不思議な気持ちになる食べ物第一位かもしれん。

ちょっと高いなあと思いつつ買った夏服を土日でおろしたがなかなかいい感じで気分が回復した。買ったレコードを順番に聞き、気に入ったものをデータ化して今日は良い一日だった。毎日がこういう日だったらいいのに。

 

全く気持ちが乗らずに作った資料で説明したら「念仏みたい」と言われて、やっぱそうだよなあと納得した。正直なんでこんなもん作らないかんのと思いながら作る資料なんてそんなもんだよなあとしみじみ。大概のものにはこんなこと思わなくなったが、数年に一回、理不尽の果てに持ち込まれる話に対応するとこういうことが起きる。

アトロクで嘘喰い特集。読んでみたいなあと思いつつ、好きなものにこんなに熱意を持って話せる人というのは信頼できるなあと感じた。

同性婚訴訟、ほんとうに終わってる国に生きている。法律婚の意味とは。

tofubeatsのラジオで聞いた、ビブラストーンの「NATIONAL」が良くて、アルバムを聞いている。アルバム全編通してとてもかっこいい。

 

仕事中、ラジオから流れてきたSMAP「Joy!!」。作詞作曲は津野米咲。この曲の素晴らしさと、作った人はこの世を去り、歌っていた人々はバラバラになったことへの悲しみ。もちろん気分の高揚感は感じるものの、得も言われぬ感情でナイーブになった。

セッションで明日早速同性婚訴訟について木村草太氏を招いて取り上げると聞き楽しみ。仕事でリアルタイムでは聞けないものの、タイムフリーで聞く予定。

 

奇跡的に当選したことにより、「セロ弾きのポーズ」を鑑賞。どれもおもしろくて最高でした。所さんのyoutubeがネタに入っていてめちゃくちゃ笑ってしまった。個人的には「口内炎」と「山小屋」が進化していきそうな予感。いずれにしても楽しみ。

世の中的にも大きなセキュリティ事案が発生した日に、社内周辺でウイルス感染の話題が出てきて慌ただしかった。明日は朝からバタバタする予感。

 

セッションの同性婚訴訟回を聴く。結婚が「生殖」のためのものなのか、「親密」のためのものなのか。「生殖」だと平気で言われているというのがこの判決なんだと知る。異性愛者である自分もこれがそういう意味をもっているんだということを認識しなければいけない。

一週間の仕事がパッとしないまま終了。もう上半期も終わるというが、ただただ流れていっている気もする。金曜日に見る街話はほんとうに至福のひととき。1日中風が強くてなんか怖かった。

 

ちょっと前のセッションで聞いた、アメリカのロー対ウェイド判決についての話。結局判決が覆され、アメリカでは中絶禁止を州が唱えることができるようになった。悲しいニュースだ。あちらの国に関しては、大きく宗教が絡んでいるので自分の理解で軽々しく言いづらいものの、個人の自由がまた1つ制限された。

アホみたいに暑い。まだ6月ですけど、完全に熱帯。朝から病院に行っただけで汗だく。病院で採血、結果は3週間後になるらしい。しかし、この病院人気らしいが診察がめちゃくちゃ早く、予約の時間も5分刻みくらいになっており、1日にどれだけ捌いているのか。

電車でアフィリエイトの本を読んでいる人を見かけた。別にいいのに、電車でそんな本読むなやと衝動的に思った。

Twitterで見かけたので久しぶりに神保町のジャニス2に行く。これが欲しいというのが明確にあったわけではないが、いろいろ見て、URの「Galaxy 2 Galaxy」とMoodymannの「Forevernevermore」を購入。ビブラストーンがあったらほしかったけど1枚しかなかった。

FKA TWIGS「CAPRISONGS」めちゃくちゃ最高なのに今まで聞いてこなかったのなぜ。後悔。

 

マイスモールランドを見た。目を背けたくなるような描写と眩しくて直視するのが恥ずかしいような描写が連続する。後者と最後に示される一筋の希望が胸に残っているはずなのに、それを掻き消すような前者の重い現実と、その社会に今なお生きて構造を生産し続けている自分を直視する苦しさが胸に刺さる。現実では、自分も藤井隆演じるコンビニの店長や池脇千鶴演じる母親、名前のないコンビニの客などと変わらない立場でしかないことを分からせられた気がした。映画は創作物なのに、明るくはっきりとした希望を描いていない。当たり前だ、これは現実の話で、現実の世界はあれくらいの希望しか見出だせないのだから。そんな暗さの中に光る主演の2人の煌めき、俳優さんの素晴らしさがとても印象に残った。実際のところ、自分には何ができるのだろうか。改めて、投票したい政党がない現実に絶望する。

千駄ヶ谷の街角で飲んだモンマスティー、知らなかったけどとてもうまかった。

おすすめされていた平家物語を全話見た。正直に言えば、おすすめされなければ全話見通すのは難しかったと思う。ストーリーだけで言えば、歴史ものが苦手なのかも。でも、画面の美しさや音楽の素晴らしさは間違いのないもので、見てよかったと思った。誰が誰なのか、名前が同じような感じで途中かなり混乱したが、主人公が自分の存在意義を見いだすところや、途中新しい人とのつながりが生まれるあたりがとても良かった。辛いことから目を背けたり、何もできない自分を責めるのではない道を見つけていく姿がとても心に残った。

ここまで見て、気持ちが上がらないというか、何も楽しさやスカッとした気持ちがなくて沈んでいることに気付く。日曜日の夜にこれは良くない。こういうときは眠るのにとても苦労すると経験が教えてくれる。誰かと何かを話したいという気持ちがものすごく強くなる。

この週末に読み進めた「カンバセーションズウィズフレンズ」がなんかしっくりこないというか、モヤモヤしながら読み進めている。面白くないわけではなくて、これをどう消化できるのか、自分に掴めるのか不安が付きまとう。

7月に大阪京都にまた行きたいという気持ちが高まる。ブライアン・イーノの展示や、関西の80年代の展示を見たい。金はそんなにないので悩みどころ。

 

アトロクのおすすめ新譜で流れたのが大体80'sっぽいシンセポップ系のサウンドばかりで、世の中まだこれって量産されてるのかと感心。個人的には全く興味がわかない感じなので、もっとおもしろいものが聞きたい。かといって、4つ打ちディスコの安牌的なポップスにも食傷気味である。

なんか知らんがDJコントローラーというか、オールインワンのシステムが欲しくなっている。音楽をそこから再生したい。ただそれだけのために欲しい。何となく続きを再生した刑事ドラマが新興宗教系でおもしろいのか不安になる。

 

教育というのは聞いていると気分が落ちていく。出社したらこんこんと理詰めされる会話を横で聞くこととなり、ゲンナリ。そういうのが1番正しいと頭ではわかっているが、聞こえないところでやってほしいというのが正直なところ。

熱中症なのか、何なのか、1日中頭が痛かった。食欲も減退しており、体調が気になる。

マイスモールランドを見たことがまだ心の中で渦巻いている。うまく消化できていない。生活とあの現実をどうやって紐付ければいいのだろう。

 

暑すぎて思考が止まっている。または何も考えたくない。昼間の政見放送でガーシーが大写しになったときはさすがに世界がバグった気がした。

与党の議員による連盟で配られていた、同性愛差別を含む冊子。ゲロ吐く気がしてちゃんと読めなかった。表現の自由のためにツイッター上でがんばっているみなさまにおかれましては、エロ絵を守る気持ちと同じくらいの気持ちでそういう自由や人権をお守りいただきたく。

 

出社して残業していると、「管理職になれるか。10月から」と軽いノリで話された。サラリーマンゆえ、辞令があれば拒否することはできないので、慎んで受けるむねをお伝え。給与の改定もあるらしい。しかし、なぜ自分が管理職になるのか、前職から相変わらずよくわかっていない。なんて適当な世の中なんだ。管理職にならない人生で仕事は適当にやり仰せたかったというのが正直なところ。